宇和島市こども防災キャンプへの出展

宇和島市内の小中学生とその保護者の方約50名と21の協力団体が参加し、宇和島市立岩松小学校および岩松公民館を避難所とした1泊2日の防災訓練「宇和島こども防災キャンプ」が開催されました。

ETPグループは、宇和島市地域活性化包括連携協定に基づき、協力団体の1つとして車中泊避難についての展示と、車両給電の展示をさせていただきました。

1日目は、被災時にやむを得ず車中泊避難をする場合にできる準備や工夫、気を付ける事を実際の車両展示と共に紹介させていただきました。

子ども達はその他に、災害時に活躍する宇和島市のトイレカーや水道局の給水車から水を汲んだり、自衛隊によるテント設営やアマチュア無線連盟による避難所と市役所との交信をしたり、体験しました。

その後、避難所の体育館へ段ボールベッドやエアマットなどを用意しました。どのような配置にするか、誰が段ボールベッドやエアマットを使用するかなど、用意できるものと避難者の特性を考えながら、子どもたちが主体で考えて準備しました。

また、夕食後には、ダムやハザードマップ、治水(ちすい)について模型を使った学習、簡易トイレの組み立てや処理について体験、確認しました。

実際に避難所の体育館で1晩泊り、2日目は、ハイブリッド車のアクアや電気自動車のbZ4Xから電気を給電し電気製品を動かせることを実演しました。

今回は、ポップコーンや綿菓子を作る機械で、楽しく実演しましたが、被災して停電になった時には、スマホの充電や電子レンジなどの調理器具が使用できるため、復旧するまでの助けになります。

また、食事は炊き出しだけでなく、アルファ化米や缶詰などの非常食や、水や調理スペースが限られた中でも用意できる工夫した食事など、状況に応じた食事を体験しました。

宇和島市の子ども達に1泊2日の防災訓練で、避難所体験や防災に関する学習と共に、車中泊避難や車両からの給電について知っていただくことができました。

今後もETPグループでは、車中泊避難の展示や車両給電の展示を通して、防災について考えていただくきっかけづくりを行ってまいります。

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